narrative

井の頭通信

007 瀬戸内海から考え中

*2024年6月6日に公開したnoteを加筆修正したもの。朝は王様のように(リゾートホテルのビュッフェで。カットオフのニットワンピを着た友だちと一緒に),昼は貴族のように(戸隠そば。もちろん手打ち),夜は貧者のように(たまごとチーズを載せて...
井の頭通信

006 町のはんこ屋で考え中

*2024年2月15日に公開したnoteを加筆修正したもの。1美味しいけど,「のり」が合わないラーメン屋がある。家からも会社からも遠く,それでもわざわざ暇をみつけて食べに行くくらい美味しくて気に入っているが,美味しいこと以外はまったく好きで...
井の頭通信

005 句読点としての浜田山

*2023年4月30日に公開したnoteを加筆修正したもの。1職場近辺の古い住宅が次々に取り壊され,まっさらになっていく。井の頭線沿線のなかでことさらに高齢化が進んでいる地区なので,それが関係しているのかもしれない。それからこの地区を歩いて...
井の頭通信

004 吉祥寺でいいデートをするためのガイドライン

*2023年3月21日に公開したnoteを加筆修正したもの。1休日だが,出勤であった。任せられたもろもろの雑務を済ませ,接待のための会場へ向かう。吉祥寺は冷えたつ春の雨に濡れていた。タクシーは井の頭公園通りで長い渋滞に巻き込まれてスタックし...
井の頭通信

003 富士見ヶ丘に行き着くさだめ

*2023年2月10日に公開したnoteを加筆修正したもの。1間が一年空いたとはいえ,井の頭線沿線を生活拠点に定めてから,今年で7年目になる。大学も,職場も,自宅も全部,この短い路線の中から選んできた。そんな私はいま,過去最高に井の頭線エリ...
井の頭通信

002 吉祥寺,嵐の時代

*2023年2月7日に公開したnoteを加筆修正したもの。1私は最近,恋愛をしている。この数年,そういう気持ちとまったくご無沙汰して生きてきたから,どうすればいいのかよく分からない。ウチの話聞いてくれん?さして興味がないひとには,取り繕わず...
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ブログは不特定の誰かを想定したものか?

野口裕二『ナラティヴ・アプローチ』(勁草書房、2009年)の序章では、ナラティヴに関する先行研究を整理するかたちで、「ナラティヴ」の3つの特性──時間性、意味性、社会性──を提示している。今回着目したいのは、ナラティヴの社会性である。ナラテ...
井の頭通信

001 砂漠のような明大前から

*2023年2月4日に公開したnoteを加筆修正したもの。1シャツを着る前にアイロンでしわを伸ばす。そのために,毎朝その時間分早くベッドから抜け出す。シャツ自体はなんだってよく,セールで買ったユニクロのボタンダウンでもなんでも着る。ニットや...
クエスト×クエスト

クエスト005 “一晩を共に過ごしてこい”

「一晩を共に過ごしてこい」マイ・フレンド、もぐちゃんからのクエスト。1.タイ/バンコク/サトーン・イスラム地区この二カ月の世界放浪旅の準備をする際、「どうせたくさん移動して退屈な時間が出来るだろう」と、「そういう時間を有効活用してやろう」と...
クエスト×クエスト

クエスト004 “現地の生の音楽を聴いてほしい”

「現地の生の音楽を聴いてほしい」この「クエスト」は、海外旅をはじめる直前に自宅の近所の美容院でカットしてもらった時の担当のお姉さんに「なんかクエストくれませんか」と頼んだところ、与えてもらったクエストだ。このクエストは、クリアしようともして...